映画「マイ・インターン」の感想
ブルックリンにあるレンガ造りの低層ビル。
オールディーな街並みとは対象的に広いワンフロアの現代的なオフィス。
アパレル会社らしく総じて年齢層は若くカジュアルな着こなし、皆PCに向かっててんやわんや。
社長であるアン・ハサウェイが登場すると、オフィスの端から端まで自転車で移動する。
そしてロバート・デ・ニーロ扮するシニアインターンとして採用されたおじいちゃんが出社する。
社長付きインターンとなるが多忙極まりない中であなたに振れる仕事はないのだとあしらわれてしまう。
実はこのシニアインターン、現役時代は電話帳の印刷会社で手腕を発揮しておりなんとこのアパレル会社が入居する前まで40年、このブルックリンのオフィスに勤めていたのだという。
人生のあらかたを過ごしたシニアインターンとエネルギッシュで才能溢れる現代のカリスマ社長。
対象的な二人が出会うことで起こるのはクラッシュかそれとも、、、。
通常では知り合うことのなかった二人が織りなすハートフルヒューマンストーリー。
現代社会の抱える問題にも疑問を呈しながら見終わった後には何とも言えぬ安心感と温かさを感じて家族を大切にしたくなった。